介護 -人材育成-

キャリアラダー研修制度(介護分野における新教育制度への取り組み)

清水会グループでは平成28年より「新教育制度」をスタートさせ、現在取り組みを着実に進めています。
介護の現場で職員の皆さんが業務経験を積み重ねるごとにスキル(介護技術)や知識が着実に向上し、同時にそのことが皆さんの給与にも反映される仕組みを作る必要があると考えたからです。
それは介護職として働く職員のモチベーションを高めるだけでなく、何よりもサービスを受ける利用の方々の満足度を高めることになります。そして施設も職員も共に大きく成長することができるのです。

ここが知りたい!“キャリアラダー制度”【はじめに知っておきたい用語】

キャリア段位制度
平成24年に国(当初は内閣府)が定めた、職業能力を評価する仕組みです。企業ごとにバラバラでない共通のものさしをつくり、これに基づいて人材育成を目指しています。介護サービスの従事者に対しては「介護プロフェッショナル」のレベル認定が行われます。現在は厚生労働省に担当が移り、「介護職員資質向上促進事業」として実施されていますが目指す方向性や内容については同じです。
キャリアパス
専門知識と実践スキルの両方を兼ね備えた介護のプロフェッショナルとしてみなさんが成長してゆくための目標設定や取り組みの道筋のこと。法人が実施する研修と主体的な学習の両方を含みます。
キャリアラダー
キャリアパスを確実に推進するために一段一段、階段を上がって行くように上を目指して進むことを「キャリアラダー」と言います。ラダーとは階段(はしご)の意味です。

施設内で国家試験準備 介護福祉士受験講座・直前対策

介護福祉士資格の取得を目指している職員に対して、専門学校の外部講師を招き、介護福祉受験講座を開催しています。
平成28年度は、9月から1月までの月2回(1回2時間15分)、受験講座を実施しました。

国家資格の重要性

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法(昭和六二年 五月二六日法律第三〇号)」に基づく名称独占の国家資格です。
介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき、心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいいます。

介護福祉士制度は、歴史的には昭和62年、中央社会福祉審議会(厚生労働省の附属機関で、社会福祉事業全般の共通的な基本事項・重要事項の調査審議を行う会議体です)を含めた福祉関係三審議会の、『「社会福祉士」及び「介護福祉士」の資格を、位置づける法律に基づいて制度の導入が必要である』とする意見具申に基づき、創設されました。
世界に例を見ない急速な高齢化が進行する中で、国民全てが安心して生活できる長寿社会を築いていくため,一層福祉サービスの供給体制の多様化・充実強化を図るとともに、福祉サービスにおける人材の確保及び資質の向上を図る必要がある、という考えが元になっています。
介護福祉士は、社会福祉士と並び、高齢化社会・日本の将来を左右すると言っても過言でないほどに重要な専門職なのです。
社会福祉士及び介護福祉士法についても、より一層、高齢化社会の状況変化に沿うものとするため、直近の平成28年4月1日施行分まで、実に23回もの法改正を重ねています。
なお、介護福祉士として資格登録している人は全国で約150万人です(平成28年9月末現在)

キャリアラダーQ&A

ラダーとは「階段」のことだということが分かりましたが、
その「階段」を上がっていくための具体的な研修はどのようになっていますか?

ラダー別教育ではラダー「0-Ⅰ」からラダー「Ⅴ-Ⅵ」までの階層を作っています。
新人職員を例にとると、新人研修を終えた後、4月から8月まで利用者さまの生活援助を中心に指導を受けます。方法として介護技術手順が書かれている確認表をもとに、職場内での介護技術指導また業務の習慣をつけてもらいます。
指導には3~4年目の先輩職員がつき、仕事の相談に乗ったり一緒に考えたりできる「プリセプター制度」を活用しています。もちろんプリセプター以外の職員からの指導、サポートもあります。また、9月からはラダー「0-Ⅰ」という講義を自分の所属する施設などで受けてもらいます。

キャリアラダー

キャリアラダー

キャリアラダー研修が大切なことは分かりましたが、
この研修をしっかり履修すれば介護福祉士の国家試験にも合格できる実力がつくのでしょうか?
また、介護福祉士の資格を取れば資格手当などが付くのでしょうか。
研修での教材は、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修の内容ですので、介護福祉士受験前の実務者研修の導入への手助けになると思います。
介護福祉士は介護のプロとしての専門資格であるため、当然、処遇は大幅にアップします。基本給のみならず、各種手当の金額も違ってきます。
新人研修について教えて下さい。

キャリアラダーに基づく研修を数多く開催するだけでなく、OJTでの先輩職員によるマンツーマンの指導、接遇研修・事例発表など様々な研修があり、育成に注力しています。

入職前研修

無資格者や初任者研修レベルの方を対象に、入職前に研修を行っています。

入職前研修

OJT(職場での教育)

プリセプター制度のもと、介護技術手順書を活用して実地指導を行います。

※プリセプター制度とは
身近な存在の先輩職員が新入職員をマンツーマンで教育・指導する制度です。新人、先輩とも成長する機会となります。

OJT(職場での教育)

介護現場ですぐ参照できる小型のガイドブック「介護手帳」を全員に配布しています。

ガイドブック

OFF-JT(職場を離れての教育)

外部講師を招いての階層別研修(新人研修、フォローアップ研修、プリセプター研修、副主任・主任研修、幹部研修など)があります。

OFF-JT(職場を離れての教育)

SDS(自己研修)

自己がキャリアアップするための研修への参加を応援します。
(例:外部研修情報の提供、研修費用の補助、職務免除等の時間的援助など)

喀痰吸引等の研修

特別養護老人ホームさくら苑が喀痰吸引の研修登録機関になっており、法人内の職員も喀痰吸引の研修を実施しています。

清水会グループではグループの総力を挙げ、介護職員の将来像をイメージした上でやりがいを感じていただけるよう、指導方法の研究、指導ツール作成、効果見直しを日々推進しています。

RESERVE

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