リハビリテーション(Rehabilitation)とは、患者さまが持つ原疾患(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血・脳挫傷・骨折・手術など)によって引き起こされた機能障害、能力低下、社会的不利などを、医師を中心とした専門職のチームによって改善を図るものです。
●ADL(日常生活機能動作)の獲得向上 ●寝たきりの防止 ●家庭復帰 ●社会復帰
回復期リハビリテーション病棟では、充実したスタッフ(医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師)によるリハビリをおこないます。入院できる対象疾患が決まっており、発症あるいは術後から2ヶ月以内(疾患によっては1ヶ月以内)の方を対象としています。入院期間も疾患別に決まっています。 リハビリチームでは、毎月1回、患者さまの病態に合わせてリハビリ計画を作成し、これに沿ったリハビリを実施します。リハビリ計画書の作成は、ご本人やご家族との面談を重ね、1ヶ月間の改善点と問題点を話し合います。また、定期的な評価とカンファレンスを行い、単にリハビリしている間だけが動けるような「できるADL」に留まらないよう訓練を行います。さらに、リハビリ訓練室だけでなく、病棟においても日常生活を営む上でも「しているADL」の訓練を実施しています。
●回復期リハビリテーション病棟入院料1
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当院でのリハビリテーションでの治療成績を2010年発表の全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会の実績と比較しています。なお、当院の実績は、2010年1月1日〜12月31日までに退院された患者さまを対象としました。
FIMとは、国際的に取り扱われる傾向にある機能的自立度評価法 (Functional Independence Measure)のことで、主に医療機関で用いられ、日常的にできる身体能力を評価する方法のひとつです。いわゆるICF(国際生活分類)に基づく分類方法で、一人の患者の状態を表すことができる大変便利なツールとされています。 具体的には、食事や移動などの“運動ADL”13項目と“認知ADL”5項目から構成され、評価内容としても諸動作を7点満点(126点満点)で分類し自立度を図ります。
リハビリテーション部 部長 安田 徳光
『動かないと諦めていた右半身が動くようになった。』 『思うように上れなかった階段が上れた。』 『また口から食べれるようになった。』 『生きてて良かった。』など、
喜びの声をお聞きすると、私たちは一緒にリハビリができて良かったと胸をなで下ろします。私たちはいつも患者さんの笑顔が喜びです。 また、一人でも多くの患者さんに満足いただけるリハビリテーションを提供できるよう、スタッフの教育に日々力を入れています。
痛みを与えない!頑張らずに楽に動く事で、心地良さを感じる!
このような方法でできるのは、
しているからです。
心と体を一体のものとして捉え、心への働きかけも大切にしています。
当院は、患者さまおひとりお一人に完全担当制(PT・OT・ST)を敷き、入院から退院まで、一貫して責任をもって診ることを、基本姿勢として貫いております。 私たちのリハビリは
きめ細かいリハビリで安心のサポートをしていきます。
鶴見緑地病院では、専従の理学療法士により、「起きる」「座る」「立つ」「歩く」など、生活に必要な基本的動作の獲得を目指します。主として運動療法・基本的動作訓練・物理療法からなり、リハビリルームには運動機能・動作能力の改善を図るための設備が整えられています。
リハビテーション部副部長 笠井 功二郎
可能性を信じてあきらめないでください。 人間が内に秘めている力はとても大きなもので、その力を信じることから道は開けてくると痛感しています。 私が大切にしているボバース夫妻の言葉を紹介させていただきます。 「リハビリテーションのできない患者さまはありません。どの患者さま、ご家族に対しても、言い訳の言葉はゆるされません。治療の責任は全てにわたり、私たち医療者の側にあります。」(ベルタ ボバース) 「患者さまを宝物のように大切に扱いなさい。誠心誠意をもって!」(カレル ボバース ) 。
ここでは専従の作業療法士により、食事・整容・着替え・排泄・入浴など生活に関連した動作を、今後必要となる環境に合わせて練習します。季節の行事などを盛り込んだ作業も随時行い、楽しい雰囲気の中でリハビリを行っています。 作業療法を行うリハビリルームには、ご自宅を想定しキッチンや畳コーナーなどがあり、日常生活に欠かせない動作をスタッフと共に訓練していきます。
リハビテーション部 科長 南 誠一
作業療法は、日常生活動作(ADL)において基本的な動作だけでなく、応用的な更衣・食事・家事や仕事など、人の生活に関わる全ての活動が治療の手段や目的になります。その人らしい生活が営めるよう援助・工夫していきたいと考えています。脳血管障害などによる急激な麻痺に襲われますと、いかに元の状態までの道のりが長いかと思われることでしょう。しかし、どのような障害も、丁寧なリハビリで改善されると考えております。丁寧なリハビリで、患者の皆様の元々もたれていた能力を引き出せればと考えております。リハビリを一緒に楽しんでいきましょう。
当院では、主に脳血管疾患等の後遺症としての言語障害(失語症・構音障害)や摂食・嚥下障害の訓練を行います。 コミュニケーションや食事の基盤となる活動性全般の向上に対しても、丁寧に関わっていきたいと考えています。
リハビリテーション部 副主任 山口 なな
「自分の思いをうまく伝えられない」 「食べたいものを飲み込めない」 とは、どれ程つらいことでしょう。 日々、リハビリをさせていただく中で、その方の心からの言葉一つ一つは、その方の今までの経験そのものであり、思いであると感じています。 また、食べるということは命の源であり、楽しみでもあります。 毎日のリハビリの中で、患者さまとの 「伝わった!」 「おいしい!」 という経験を大切に、その方らしい人生を支えられるよう取り組んでいきたいと思っています。
[医療相談室]
TEL. 06-6997-0101 (内線800) 担当者:森
当院の医療ソーシャルワーカー
私達は、自分らしい生活を続けていくためのご相談を患者さまとご家族から専門的にお受けする職種です。ゆっくりお話を伺い、さまざまな方法をご一緒に考え、一番いい方法を探していきましょう。
当院では、患者さまおひとり一人に対し、それぞれの専門のスタッフが専門性を活かしながら同一の目標に向かって患者さまのサポートを致します。 ここでは入院から退院までの流れを簡単にご紹介致します。
※但し、個々の患者さまの病態に応じて1日のリハビリ時間(単位)と頻度は、リハビリテーション計画に基づいて日々変わります。