医療法人清水会 鶴見緑地病院

栄養改善への取り組み
 

bt-grNSTの活動を開始しました!

昨年度から準備をすすめてきたNST(栄養サポートチーム)が、今年度4月から本格的に回復期病棟での活動を開始いたしました。当院のNSTは、医師・看護師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士からなります。
NSTは、「栄養不良による合併症を未然に防ぎ、リハビリテーションを円滑に進められる身体づくりに貢献する」という目的を掲げて、協力してすすめていきます。また、リハビリテーション部門のスタッフが多いという特色も生かして、食べる機能の改善にも重点をおいています。
NSTカンファレンス
  NSTカンファレンス

bt-gr食事形態の体系を見直しました。

患者様は、嚥下障害の症状や重症度によって、安全に食べられる食べ物の形態が異なります。当院では、これまでにも少しずつ変更を加えてきた食事形態の体系を全体的に整備したことで、症状にあわせた食事を提供しやすくなりました。

食事名称 F
高カロリー食
E
ゲル食
D
ミキサー食
C-2
ソフト食2
C-1
ソフト食1
B
軟菜食
A
普通食
適応する口腔期機能・咽頭期機能 重度の問題がある。
その他:疲労しやすい、食思不振などの問題があり,効率よく栄養を摂取したい時期に選択。
重度の問題があるが、食事を楽しみとして考える余裕がある時期に選択。 中等度以上の問題がある時期に選択。 中等度〜軽度の問題があり,水分のむせが目立つ時期に選択。 中等度〜軽度の問題がある時期に選択。 軽度の問題がある時期に選択。 問題ない時期に選択。
形状 ゼリー状 ゲル状 ミキサー状 軟らかい固形・極小きざみあんかけ状 軟らかい固形 一口大 普通
食事形態の一覧表

bt-gr安全でおいしい嚥下食を追及しています!
 (安全性とQOL(生活の質)向上との両立)

従来の嚥下食は、「安全に効率よく栄養を摂取する」、という部分が重視されていました。ここ数年は、嚥下障害の方のQOLを重視し、「味や風味、温度などをできるだけ残した食事を提供できないか」、という考え方が広まってきています。そこで当院でも、市販のソフト食導入に加えて、ゲル食の作成を行いました。 手作りのゲル食
  手作りのゲル食

bt-gr手作りゲル食の開発

試作試食を何度も繰り返し開発制作3ヶ月で完成したのが、写真のパン粥です。一般的にパン粥は重度の嚥下障害の方にとっては、口の中やのどにはりついて残りやすく、適さないメニューでした。このパン粥は、素材をやわらかく均一にし、ゼリー状にしています。パン独特の味と風味もそのままに、のど越しよく召しあっていただけます。 ゼリー状にしたパン粥
  ゼリー状にしたパン粥

bt-grNST(Nutrition Support Team)とは

多職種が協同して、さまざまな疾患を抱えた個々の症例に応じて、適切な栄養管理を行う医療チームのことです。

コラム図

ナースイラスト

bt-gr摂食嚥下障害とは

脳卒中などの病気の後遺症として食べ物をかみこなしにくくなる・こぼれやすくなる・飲み込みにくくなる・むせやすくなる、などの症状が出ることがあります。これらを医学用語で摂食嚥下障害といいます。ごく軽い症状から重い症状までみられ、生活に大きな影響を及ぼします。 摂食嚥下障害

bt-gr嚥下食とは

日本では、この20年ほどの間に、摂食嚥下障害の評価やリハビリの方法が進歩し、それに合わせて、食べやすい食品の開発研究もなされてきました。摂食嚥下障害の人が食べやすいように工夫された食べ物を嚥下食といいます。 当院のソフト食
  当院のソフト食
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